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測定機器のご紹介

超音波測定協会

超音波ポストチェッカー(NETIS KT-070044-VE)概要

超音波ポストチェッカー ■防護柵(ガードレール)根入れ長さ測定装置/ツツイ電子式バースト波測長工法

  • この装置(工法)は、防護柵(ガードレール)支柱の根入れ長さを設置後に計測確認可能とする非破壊検査装置(工法)です。
  • 従来の引き抜き工法に比べ、工程短縮・安全性向上・コスト縮減の向上が期待できます。
  • 公共工事では防護柵(ガードレール)新設・交換工事における出来形管理、設置後の確認再検査も可能であり、施行プロセス検査にも最適です。
  • ※装置は、国や地方公共団体等の公共機関以外には販売しません。民間企業には協会が計測器具と計測技術を提供します。
  • (写真右:台車搭載実用セット)
名称 超音波ポストチェッカー(防護柵[ガードレール]根入れ長さ測定装置)
技術・営業サポート  
有限会社ツツイ電子 189-0025  東京都東村山市廻田町3−15−7 プライムハイツ201 電話 : 042-306-3914 ファクス : 042-306-3924 メール : ml@tsutsui-ele.com 担当者 : 技術部  筒井透

※「超音波ポストチェッカー」に関するその他詳細は、国土交通省新技術情報提供システム(NETIS)に登録されています。そちらをご参照ください。

■計測原理

  • パルス幅可変バースト波ドライブと、高感度アンプ、信号処理ソフトにより、防護柵(ガードレール)の根入れ長さを測長するものです。今までの探傷機を流用した超音波反射法と比較して、格段の検出感度と先端面反射信号の視認性を備えた防護柵(ガードレール)支柱計測専用機です。
計測原理

■適用条件

  • 自然条件  ―  気温0度から40度まで計測精度に変化ありません。降雨時防水処置が必要です。
  • 現場条件  ―  機材搬入の為、作業現場から徒歩移動範囲に普通車1台の駐車スペースが必要です。400×700mm程度の作業台車スペースと測定員1名、補助員1名、ボルト着脱員1名の作業スペースとして路測約1mの幅が必要です。
  • 技術提供可能範囲  ―  特に制限はありません。

■適用可能範囲

  • 厚み5mm程度、長さ3m程度の金属構造物。厚みが増す場合、対象長さは増大します。土中、コンクリート、による支柱表面拘束状態で可能です。特に効果の高い適用範囲は、A・B・C各種防護柵(ガードレール)支柱です。

■適用不可能範囲

  • 湾曲形状の支柱
  • 埋設部に曲がりのある場合
  • 先端のつぶれが大きい場合
  • 深触子接触用の、測長方向に垂直な平行面が無い場合
  • 支柱肉厚が薄く(2mm以下)、長尺の場合

■適用にあたり関係する基準およびその引用元

  • 厚さ測定方式  JIS Z2355(2001)日本工業規格

■施工単価

  • 測定作業費用(測定人件費、測定装置使用料、資料整理費)は、一日の測定について40万から45万円です。別途交通費他諸費用がかかります。
  • 測定可能支柱数は現場の状況、支柱の状態により異なります。
  • 一日の測定数は概ね50本程度ですが、事前調査により個別に見積もります。

■国土交通省における施工実績

  • 2015/03  尾道・松江自動車道吉舎地区標識設置工事 基礎鋼管根入れ測定
  • 2015/03  尾道・松江自動車道吉舎地区外防護柵設置工事
  • 2015/02  永平寺大野道路1工区舗装工事
  • 2014/11 東九州道標識設置工事  

■試験実施状況

  • 2007/03 郡山地区49号線において、各種地質で施工後の長尺A、B種支柱合計300本が、正確に施工されていることを実証しました。そのうち1本は、明確にするため引き抜き工法を実施。両工法の比較を行ない、再埋設後に再計測を行なって、本装置(技術)の優位性を確かめました。
試験実施状況

※「超音波ポストチェッカー」に関するその他詳細は、国土交通省新技術情報提供システム(NETIS)に登録されています。そちらをご参照ください。

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